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詩吟 神風流総本部は、日本古来の伝統を継承し新たな詩吟の潮流を築きます。

電話でのお問い合わせはTEL.03-3661-7428

〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-42-1

詩吟とは?やさしい詩吟講座

詩吟とは?

あなたは詩吟を聞いたことがありますか?
詩吟といえば、古臭いとか、漢詩がむずかしくてなじめない、といった暗いイメージがありませんか。詩吟とは漢詩の読み下し文や現代詩等に、節をつけて詠うものです。現在の詩吟は漢詩だけでなく現代詩や俳句、短歌といった詩を自由に表現する伝統芸能です。小学生になる前の幼児から若者、お年寄りまで嬉々として詩吟を発声して日夜習得に励んでいます。大きな声を出して詩を吟じるとストレス解消にもなり、腹式呼吸といってお腹から声を出すと肺の機能が90%以上活用されると言われています。これが健康のためにとっても良くて、練習が終わると晴れ晴れとした気分になります。


あなたも私たちと一諸に、詩吟をはじめませんか。

詩吟神風流総本部では、詩吟がはじめての方でも簡単に詩吟が始められるように基本的な発声練習からスタートしますので誰でも気軽に楽しむことができます。
すぐれた詩人達の名詩に接して感動が生まれ、その時代の歴史を知ることはとっても楽しくて長年練習を重ねると、自然に教養が身につき、また新しい仲間が出来て人生を豊かにしてくれます。あなたもぜひ私たちと一緒に詩吟を始めませんか。


やさしい詩吟講座

   くがつとおか   すがわらみちざね
  九月十日 菅原道真 作  

   
  きょねん こんや   せいりょう じ
 去年の今夜 清涼に侍し

  しゅうし  しへん ひとりだんちょう
 愁思の詩篇 独り断腸

  おんし  ぎょい   いまここ  あ
 恩賜の御衣 今此に在り

  ほうじ    まいにち よこう はい
 捧持して毎日 余香を拝す




 
  第一回目の今回は菅原道真の作
である 「九月十日」を皆さんと
一緒に練習しましょう。
担当は総本部 松下神翔さんです。  やさしい詩吟講座

(通解) 顧みれば自分は去年の今夜(皇紀1560年9月10日)は宮中清涼澱に於いて陛下に侍り、愁思の題で詩を作り陛下から御衣をいただいたのであった。今之を思うと今昔の感に堪えず腸もちぎれる思いである。その時いただいた御衣は畏れ多くも今ここにあるのである。それを自分は朝夕捧げ持って香に焚きしめてある残りの香りをせめてもの形見として拝し奉って当時の天皇の有難さに感じいっている。
(参考) 昌泰四年九月十日大宰府に於いて菊の花をご覧になった時に、去年の今夜宮中の菊の宴に侍し御衣をいただいた事を思い出して読まれた、と大鏡にある。

松下神翔の吟詠指導をご覧ください。




理事長所感




 
佐々木神國神風流詩吟学理について
新年を迎えて神風流益々の発展と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
さて私は理事長として是非やりたい事が有りますそれは「神風流詩吟学理」の普及指導です。私は神風流(流祖の吟)全てのフシを、理解しているつもりです。

節調で解らない事が有ったら何でも聞いて下さい。

流祖のフシ付けには決まったパターンがあります。

ユリサゲユリアゲ.

上上上上上上オトシ

上上中オチ(上オトシ)

変調変ツナギ変下

ハネオトシ(オトシ*)

上アゲ中上フリ

琵ハネ琵オトシ

中ヒキ主ばいか節

等々沢山のパターンと、更に沢山のフシの名前が有って、これが解ると驚異的に神風流詩吟の節調が理解出来るようになります。

これは神甲理事長、清宗家の時代からフシに夫々名前をつけで、指導してきた実績を踏襲しております。神國会は平成19年から7年の歳月をかけ、教本全ての詩に節調名を付記した補助教本を6冊完成し公開致しました

「神風詩吟集」「古今名吟集」「朗誦」「新教本」にある421題全てのフシが解る教本です。神國会では(除く初心者)殆んどの会員が初めて見る聞いたことが無い詩でも、これを見て吟じることが出来るという能力を身につけました。吟詠表現を研く要素は多々ありますが、フシを正しく覚えることが第一の基本でこれが駄目なら次に進めません。

「詩吟学理」つまり音楽的な理論について神風流のフシと名前を覚え、節調を組み立てているパターンを、私が解り易く指導普及したいのです。
五線譜にフシを図解して音の変化や他のフシとの違いを目と耳で解り易く教えます。
せっかく補助教本を使って頂いている神國会以外の方は、詩吟学理が分からないために10も活用されていないのが実情で、残念でなりません。従来の口伝による指導法の中でフシを一緒に覚えるのは効率が悪く進行を妨げます。

「金州城」のフシ「九月十三夜」のフシとして覚えるのではなく、フシを「上オトシ」「中上オトシ」などの部品として覚えることによって、繰り返し出てくるフシが解るようになります。

「金州城」を覚えた後でゼロから「九月十三夜」のフシを覚える必要はないのです。

部品(フシ)の組み合わせで詩の節調が成り立っているからです。

 ご希望が有れば何処にでも出向いて指導致します。

 一緒に勉強しましょう。




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詩吟 神風流総本部

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